書き手が楽しんで書いたことが伝わってくる文章は凄いと思う

 自分が文章を書きたいと思う瞬間は主に2つです。
  1. どうしても書きたいネタが見付かったor浮かんだとき
  2. 凄く楽しんで書いたことが伝わる文章を読んだとき
 一つ目については特にコメントすることはないです。書きたいときに書きたいことを書けるのは楽しいです。二つ目ですが、他の人が楽しいことをしていて、その楽しさが伝わってきたら自分もそれをやってみたくなるのではなか、ということです。
 他の人の文章の影響を受けて自分も何かを書き始めることがあると思いますが、影響を受けた文章が「凄く面白かった」、「凄く良いことが書いてあった」といった内容であった場合、ある程度似たようなカテゴリで自分も文章を書き始めると思います。しかし、書いている人が凄く楽しいそうに書いていることが伝わる内容であった場合、カテゴリに関係なく自分の書きたいことを素直に書けるのではないでしょうか。自分自身も前者のような状況でサイトを始めましたが、最初の内は自分の書きたい内容と影響を受けたサイトの内容が微妙に混ざり合って方向性が定まっていませんでした。それならそれで試行錯誤すればいいだけの話しではありますが、始めから自分を出していくことが出来るのであればそうしたいものです。
 少し話が反れましたが「書き手が楽しんで書いたことが伝わってくる文章」というのは習得がかなり難しいと思います。話題になりやすい文章、ウケやすい文章といったものは色々と情報を集め、書くコツがつかめてくれば何とかなるように思いますが、「書き手が楽しんで書いたことが伝わってくる文章」というのは、文章を書くときの精神状態なども影響するため、そうそう自在に出せるようになるものではありません。その分、書き手としてこの能力を身に付けることが出来れば、かなり強力な武器になるでしょう。


 で、自分なりにこの能力を身に付ける方法を考えたのですが、やはり自分が楽しいと思って書くことが一番の方法なんでしょうね。