欲求が飽和点に達したとき行動を開始する

 文章を書く才能がないから文章を書かない。
 絵を描く才能がないから絵を描かない。
 音楽を作る才能がないから音楽を作らない。


 「才能がないから」というのは単なる言い訳であり、本当のところは行動に起こすほどの欲求がないだけではないかと思います(「才能がないから」の部分を「出来ないから」と言い換えても可)。それが本当にやりたいことだった場合、やりたいという欲求は徐々に蓄積され、自分の中の飽和点に達したとき理性とか言い訳とかそういった邪魔なものを押しのけて行動するようになるのではないでしょうか。自分自身がそうだったから、というのが理由であり万人に当てはまることでないことは理解していますが、欲求に対する飽和点みたいなものはあると思うんですよね。きっと、色々とすぐに行動に移す人は飽和点が低く、何かと理由を付けて行動に移さない人は飽和点が高い、といった感じではないでしょうか。