「昔は面白かった」ではなく

ある人は言いました。
「グラフィックに凝った今のゲームより昔のゲームの方が面白かった」と。


ある人は言いました。
「TV番組は今より昔の方が面白かった」と。


ある人は言いました。
「インターネットは黎明期の方が面白かった」と。



 懐古主義に浸って今のものを否定ばかりする気もなければ、思考を停止させて全てのものを面白いと認識しようとする気もありません。そうなると大切なのは自分で自分が面白いと思えるものを探すことです。
 今の世の中にはインターネットという便利なツールがあり、本屋へ行けば様々な情報誌が置かれています。また日常会話などの中にも面白いものへとつながるヒントは隠れています。自分がインターネットの世界に浸るきっかけになったのも友人との会話の中で出たとあるサイトが原因でした。
 アンテナを広く持ち、面白そうだと感じたものに実際に触れ、その中から自分に合った面白いものを手に入れる。それが「昔は面白かった」ではなく「今も面白い」と思い続けるために必要なことなのかもしれません。