新しい方法と古い方法

新しい方法を学ぶことの大切さをドラクエに譬えて説教してみたよ
(私の子供を守るのは、武器を持たないあなたの手)

 人に分かりやすくかつ説得力を持たせて説明することは結構大変です。人に物事を説明するとき「難しいことを難しい言葉で説明するのは二流、難しいことを簡単な言葉で説明するのが一流」という話があります。上記のエントリの内容が後者に当たるんでしょうね。


 さて話が少し変わりますが、新しい方法を学ぶことはとても重要です。しかしもう一段階上に行こうと思うと古い方法を学ぶことも重要だと考えています。おそらく普段であればわざわざ古い方法を学ぶ必要はないと思いますが、新しい方法で何らかの問題が出た場合、必ず古い方法に立ち返る必要が出てきます。
 なぜ古い方法に立ち返る必要があるかといいますと、基本的に新しい方法は古い方法と比較してやり方がスマートです。しかしスマートということは何かを省いていることでもあります。そして問題が起こった場合、この省いている内容やなぜ省いているか、ということを理解、確認しなければ解決が難しいからです。
 あと古い方法を学ぶもう一つの理由は「いずれ自分で新しい方法を生み出す必要があるから」でしょうか。義務教育レベルであれば先人の通った道を辿るだけでも何とかなりますが、高校、大学、さらに社会出ると自分で新しい方法を生み出すことが必要な場面が増えてきます。そのときに古い方法をしっかり学ぶことが出来るかどうかで結果が違ってくるのではないでしょうか。