トラブルシューティングは誰のため?

 電化製品とかのマニュアルの最後の方についているアレです。「困ったときには」といった名称の場合もあります。
 家電にしろPCにしろ、トラブルシューティングで解決する問題に出会ったことはほとんどありません。20回中19回くらいの頻度でトラブルシューティングでは解決しない問題が発生します。そんなわけで以前から「トラブルシューティング」というものの存在意義について疑問に思っていました。
 で、最近ふと思ったのは、トラブルシューティングは扱いに慣れていない人(電源がONにならない原因がコンセントが差さっていないレベル)向けなんじゃないか、ということです。おそらく凄い変なトラブルに遭遇して悩むような人はトラブルシューティングに載っているような内容は読む前に確認していると思うんですよ。しかも変なトラブルというのは大抵の場合、複合的な要因で発生しているため、全てを網羅しようとするとすでに分厚いマニュアルがさらに分厚くなります。となると必然的にマニュアルに載せる内容は簡易的なものになるわけです。こう考えると、単に自分がトラブルシューティングの対象から外れているだけであり、それなりに存在意義はあるのかな、と思いました。


 あと、家電にしろPCにしろ使い慣れ具合とトラブルの難易度が比例しているように思うのは気のせいでしょうか?まさかそこまで調整されている……?