謝罪か?感謝か?言葉の使い方

延々と繰り返される低姿勢は、むしろ人に良い印象を与えない。

バスを降りてからもしばらく、その事について考えていた。


思うに彼女の場合は、ただ、使う言葉を変えるだけで良かったのではないだろうか。


「すみません」ではなく「ありがとう」だったら、どうだろう。


気持ちのこもった「ありがとう」を何度も繰り返されて、悪い気になる人はあまりいない。


(裏MIZUHAの憂鬱)(*1)


 「すいません」
 「ありがとう」


 どちらも他人から何かをしてもらったときに使う言葉です。「すいません」は手間をかけてしまったことに対する謝罪の気持ちを込めて。「ありがとう」はしてもらった行為に対する感謝の気持ちを込めて。低姿勢を美徳とすることを悪いとは思いませんがそれだけでは気持ちが伝わらないのも事実です。「すいません」はあくまで謝罪の言葉でありマイナスをゼロにするものです。プラスにはなりません。それに対して「ありがとう」はプラスの言葉です。マイナスにプラスを足していけばゼロになるだけでなくプラスにもなります。
 謝罪を忘れることはあまりにも失礼なことですが、感謝するべきところで感謝しないことも失礼に当たります。感謝の言葉は使ってもデメリットのない良い言葉です。安売りしない程度にどんどん使いましょう。



(*1)…リンク先のサイトはすでに過去ログを残さない状態になっているため、引用したテキストがすでに無いかもしれません。あと引用文もどこかのタイミングで削除します。