喪失

失われるのは一瞬であり、失うに至る原因はほんの些細なこと。
喪失感の大きさにそれが必要であったかは関係なく、ただただ悲しむのみ。
だからこそ失ったことを認められずに必死に救い上げようとする。
わずかに残ったものだけでも救うことを出来ると信じて。





意訳。

 冷蔵庫の中に入れておいた卵の置場が悪かったようで、扉を開けた瞬間に落下。当然受け取る余裕などなく無残にも床に激突。かろうじて中身を飛び散らせなかった卵もありましたが、殻にヒビが入り、そのまま保存出来る状態ではありませんでした。仕方ないので夕食に卵焼きが追加されました。以上。