オタクというもの

 最近のオタク文化の広がり(?)によって、オタクでもない人間がオタクであることをネタもしくはステータスとして公言しているのを見たり、にわかオタクが増えて憤っている人がいるようですが、オタクというものはもっと周囲に無関心であるべきだと思います。
 これは別にコミュニケーションをないがしろにしろとか、一人でひきこもれとかいう話ではないです。同じものが好きな人同士で語り合ったりするのも、作品について議論をするのもありだと思います。しかし冒頭で書いたような違う文化圏に存在するような人に対してはもっと無関心でいいのではないでしょうか。元々オタク趣味というものは「理解はしなくていいから放っておいてくれ」というものだと思います。なので「そういう人もいるんだ」くらいの軽い気持ちでスルーしましょう。
 自分の領域を侵された、と考えて憤っている人もいるのかもしれませんが、憤る元気があったら自分の好きなことに対して労力を使った方が建設的ですよ。