コメントについて思うこと。

 TVや新聞のニュースでキャスターや記者が話す(書く)コメントは鬱陶しく感じるのに、ニュースサイトで書かれているコメントはないと寂しいと感じるのはなぜだろう?


 やはり大切なのはコメントの質なんでしょうかね。TVや新聞の場合、自分の興味のない内容であっても仕事である以上、何かコメントをする必要があります。またTV局や新聞社といった組織に属しているため、自分なりに思ったことがあってもそうそう自由にコメントすることが出来ません。その結果、無難で面白味のないコメントが生まれ、それを鬱陶しいと思うことになるのでしょう。
 対してニュースサイトの場合、対象となる記事は自分で拾ってきたものであるため、必然的に興味のある内容ばかりになります。また大抵の場合が個人で運営しているため誰も気にすることなく自由にコメント出来ます。あと最も大きいと考えられる要因は「読み手に注目して欲しい」という思いではないでしょうか。読み手に注目して欲しいからこそ色々と試行錯誤をし、気合の入ったコメントが生まれるわけです。で、このような気合の入ったコメントを面白いと思うからこそ、コメントがないことに対して寂しさを感じるのでしょう。


 気合の入った素人は、気合の入っていないプロを凌駕するのですよ。多分。