ドット絵と非ドット絵の境界

霊烏路空魂魄妖夢霧雨魔理沙
(えるるのだいあり)

 上記のサイトで大きめのドット絵を見て思ったのが、ドット絵と非ドット絵の境界ってどこなんだろう?ということです。PC上の絵でも手書きのものをスキャナで取り込んだような絵は非ドット絵に分類されると思いますが、PC上で描いた絵であれば例えフルHD画質の絵であろうとも1920×1080ドットのドット絵になるのではないかと思いました。また1920×1080のCGを見てそれをドット絵と呼ぶ人はそうそういませんが、それをドット絵でないと否定する要素もありません。となるとドットサイズによるドット絵と非ドット絵の境界は存在しないことになります。


 とここまで考えてからググってみたところ、ドット絵というのは作成手法を含めてドット絵と判断されるようです。つまりどんな高精細な絵であっても描き手がドットを1個1個並べて描いたと申告すればそれはドット絵になります。しかし、それが一般的にドット絵として認識されるかは別の話です。結局、描く側がドットを並べて描いたと自己申告し、見る側がドットを並べて描いたと判別することができて始めてドット絵として認識されるのではないでしょうか。そう考えるとドット絵というものは高精細になりすぎると描き手の苦労に反してドット絵として見てもらえない悲しいものになるのかもしれませんね。