馴れ合っているだけなのか?親しいだけなのか?

相手の駄目なとこには目をつぶって互いに利益だけを求め合うのが「馴れ合い」


相手の駄目なところは駄目と指摘し、利益に関係なく忌憚のない意見を言い合えるのが「親しい」


ですかね。馴れ合いが嫌い、という人が存在すること自体はどうでもいいのですが、「馴れ合い」と「親しい」の区別って難しいように思いました。新しい人と知り合った最初の段階はどうしても馴れ合いに近い状態になってしまうように思います。世の中には最初から他人に対して何でも言う人もいますが、どちらかというと相手の性格を探りながら徐々に様々な意見を言い合うようになる人の方が多いのではないでしょうか。そうなると最初の「そこまで親しくない」状態では相手の駄目なところをはっきりとは言わない「馴れ合い」に近い状態であるように思います。それがズルズルと長く続いてしまうと本当の「馴れ合い」になってしまうわけですが、「そこまで親しくない」と「馴れ合い」を区別するのが難しいです。
 最終的には客観的な判断が出来ずに個々人の主観的な判断に任されるわけですが、何でも「馴れ合いだ」と条件反射的に否定するのもどうなのかな、とか考えていました。馴れ合うにしても周囲に迷惑をかけていなければゆるいつながりとしはて良い関係のようにも思いますよ。ローカルルールなどを作って周囲を排除するようになってしまったら別ですけどね。